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QMA6 理系学問 物理化学 ページ1 / 2 / 画像問題 / ニュースクイズ / 高校生クイズ ヒント 答え 間違い解答群 長さの単位スウェーデンの物理学者に由来X線の波長の計測に用いられた約100.2フェムトメートルを1 シーグバーン パスカルユカワトルオングストローム 長さの単位原子物理学で用いられる10兆分の1cmを1とする日本の物理学者に由来 ユカワ パスカルオングストロームシーグバーン 日本の化学者理化学研究所を創設アドレナリンを抽出タカジアスターゼを創製 高峰譲吉 西堀栄三郎福井謙一池田菊苗 粘性係数摩擦係数JAXAのロケットかつての「ミクロン」の略語 μ(ミュー) σ(シグマ)θ(シータ)ο(オミクロン) ノエ・モンロー・ジョンソン空中鬼緑のペストpH5.6 酸性雨 大気汚染オゾンホール光化学スモッグ 白金族元素1804年にテナントにより発見語源はギリシャ語の「臭い」元素記号Os オスミウム イリジウムロジウムルテニウムパラジウム 白金族元素反強磁性結合メディアウラル地方の鉱石から発見ロシアにちなむ名前 ルテニウム イリジウムオスミウムパラジウムロジウム 発見者はアルクマイオン別名は「欧氏管」イタリアの解剖学者の名前に由来鼓膜の内と外の圧力を保つ エウスタキオ管 毛細血管ハバース管ボタロー管 発見者はヴォークラン旧名はグルシニウムX線機器の窓に使う元素記号はBe ベリリウム バリウムバナジウムボーリウム 発見者はドルンラジウムが崩壊してできる温泉元素記号はRn ラドン ロジウムランタンルビジウム 発見者はボアボードランギリシャ語で「近づきがたい」原子番号66元素記号はDy ジスプロシウム ダームスタチウムガドリニウムドブニウムジルコニウム ハンガリー出身の物理学者1905年にノーベル物理学賞を受賞光電効果の研究で有名陰極線の研究でノーベル賞受賞 フィリップ・レーナルト レイリー卿フレッド・ホイルピョートル・カピッツァ ハンフリー・デービーホレス・ウェルズ亜酸化窒素歯の治療 笑気ガス 排気ガス都市ガス酸素ガス 微積分法を発見した1人イギリスの科学者『プリンキピア』万有引力を発見 ニュートン オイラーガロアガウス 微積分法を発見した1人ドイツの科学者記号論理学を開拓モナド(単子) ライプニッツ ニュートンリーマンカントール 兵庫県出身の物理学者甲南大学の初代学長原子核人工変換の実験に成功海軍に原爆の開発を依頼される 荒勝文策 仁科芳雄西川正治朝永振一郎菊地正士 肥料の3要素発見者はデービー原子番号19英語では「ポタシウム」 カリウム リン窒素ケイ素 沸点は2567℃融点は1084.4℃原子番号29、元素記号Cu導電性が高く安いので電線に利用 銅 銀水銀白金 沸点は356.73℃融点は-38.83℃原子番号80、元素記号Hg常温で液体である唯一の金属元素 水銀 銅金白金 プラチナの割金に使用発見者はウォラストン語源は小惑星の名前元素記号はPd パラジウム プラセオジムプルトニウムプロトアクチニウムプロメチウム フランスの化学者フロギストン説を否定質量保存の法則を発見断頭台で処刑される ラボアジェ ゲーリュサックファラデーシャルル フランスの化学者高温化学・電気化学の開拓電気炉の制作フッ素の単離に成功 モアッサン グリニャールリップマンサバティエ フランスの鉱物学者元素の周期律を最初に発見元素を原子量順に並べる「地のらせん」 シャンクルトア メンデレーエフニューランズカニッツァーロデベライナー フランスの数学者20歳の若さで没する「群論」の先駆者五次以上の方程式での解の問題 エバリスト・ガロア ジョゼフ・ラグランジュブレーズ・パスカルピエール・ド・フェルマー フランスの数学者従弟のアンリは第三共和制大統領○○○○○予想『科学と仮説』『科学の価値』 ポアンカレ フェルマーカントールホイヘンス フランスの物理学者太陽の鮮明な写真撮影の先駆け「光のドップラー効果」初めて光の速度の測定に成功 フィゾー モーリーレーマーローレンツ フルーツ酸の一つタマネギに含まれるサトウキビに含まれるケミカルピーリング グリコール酸 乳酸シトラス酸酒石酸リンゴ酸 フルーツ酸の一つブドウに含まれるシェーレが発見ワインの酸味成分 酒石酸 リンゴ酸クエン酸乳酸 平行四辺形の一種四つの角は全て直角である二つの対角線は直交しない向かい合う2辺の長さが等しい 長方形 正方形台形ひし形 別名は「法馬」円筒型や釣鐘型ピンセットで扱う上皿てんびんに乗せる 分銅 磁石漏斗レンズ 偏導原始三角一次 関数 虚数因数係数 放射性元素キュリー夫妻が発見原子番号88ラテン語の「放射光線」から命名 ラジウム ポロニウムフランシウムアクチニウム 防腐剤や化粧品に使用無色で針状の結晶トルエンを酸化して精製最も簡単な芳香族カルボン酸 安息香酸 琥珀酸桂皮酸酒石酸 ボルツマンシュレーディンガードップラーマッハ オーストリア スイスアメリカイギリスドイツ マグネトロンの研究著書『スピンはめぐる』くりこみ理論日本人2人目のノーベル賞受賞者 朝永振一郎 湯川秀樹江崎玲於奈仁科芳雄 マリーアントワネットの数学教師解析力学の方程式四平方数定理2つの天体に影響されない点 ラグランジュ リーマンケプラーフェルマーアーベルガウスピカール マンハッタン計画に参加1934年にノーベル化学賞を受賞スタンリー・ミラーとの実験重水素を発見 ユーリー フェルミゲルマンボーアプランクパウリ マンハッタン計画に参加1935年にノーベル物理学賞を受賞イギリスの物理学者中性子を発見 チャドウィック ラザフォードフェルミボーア マンハッタン計画に参加1938年にノーベル物理学賞を受賞原子番号100の元素イタリア出身の物理学者 フェルミ ボーアセーレンセンド・ブロイエルステッドハイゼンベルク マンハッタン計画に参加デンマーク出身の物理学者イギリスの化学者トムソンに師事量子力学を確立 ボーア プランクエルステッドフェルミハイゼンベルク 無次元数光学ガラスの評価に用いられるドイツの物理研究者にちなむ透明体の色収差に関する数値 アッベ数 マッハ数クヌーセン数エクマン数 無次元数材料工学などで用いられるドイツの物理学者にちなむ潤滑した軸受の性能を決定する ゾンマーフェルト数 マッハ数ロスビー数エクマン数 無次元数地球流体力学などで用いられるスウェーデン生まれの科学者からコリオリの力と慣性力の比 ロスビー数 八田数ビオ数マッハ数 無次元数流体力学で用いられるオーストリアの物理学者にちなむ流体の流れの速さと音速との比 マッハ数 ロスビー数クヌーセン数ゾンマーフェルト数 無次元数流体力学で用いられるデンマークの物理学者にちなむ1より十分小さければ連続体 クヌーセン数 ゾンマーフェルト数アッベ数八田数ロスビー数ヌセルト数ビオ数 無次元数流体力学などで用いられるドイツの物理学者にちなむ熱伝達と熱伝導の比率 ヌセルト数 ロスビー数ゾンマーフェルト数八田数 無数に存在する「非素数」ともいう最小は「4」1とその数以外の約数をもつ整数 合成数 過剰数完全数不足数 最も簡単な構造のアミノ酸アミノ酸の中で最も小さい食品に甘みを加えるため利用ゼラチンなどに多く含まれる グリシン アラニンプロリンアスパラギンセリングルタミン 有機化合物「ウレア」「カルバミド」「ユリア」 尿素 雷酸プリン体亜硝酸ナトリウム ユルバンウェルスバッハパリのかつての呼び名にちなむ元素記号Lu ルテチウム イリジウムパラジウムインジウムルテニウム ラジウムカルシウムバリウムストロンチウム アルカリ土類金属元素 希土類元素希ガス元素アクチノイド ラントシュタイナーベーリングパブロフ利根川進 ノーベル生理・医学賞 フィールズ賞ノーベル化学賞ノーベル物理学賞 理論物理学者京都大学出身中間子の存在を予言日本人初のノーベル賞受賞 湯川秀樹 小柴昌俊福井謙一江崎玲於奈
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数学は
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ゴセシケ2号 魔 ⭐︎3 出現 リエール洞窟 合成例 ☆3モンスターランダム 進化例 なし アクティブスキル エレキトロ? パッシブスキル 緊張感? 関連ページ モンスター一覧
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蝋燭 ――ゆあゆあ……ゆあ……ゆあゆあゆあ……じっじっじー……ぽっぽっぽ…… 飛んで燈にいる夏の虫。何処からともなく此方に飛んできてゆるりゆるりと眼前の蝋燭の燈の周りを渦を巻くように何回か巡り小さな羽虫が蝋燭の炎に焼かれた……。 ――ゆあ……ぽっ……ゆあゆあゆあ…… 複眼を持つ昆虫は光線に対して直角に進むやうに『仕組まれて』ゐるので蝋燭の炎に飛び込み焼け死んだあの小さな羽虫は『直進』してゐたにも拘はず『渦』を描いてゐた。 ――あの小さな羽虫もまた蝋燭の燈に魅せられてしまったのか…… ――ゆあゆあゆあ……ゆあゆあゆあゆあ……ぽっ…… 不意に眼前の蝋燭の炎が揺れた。 ――揺らめく……揺らめく……世界が……揺らめく…… 眼前の蝋燭の炎を中心とした『渦時空間』に死者たちの魂もまた魅せられてその蝋燭の炎の周りを巡ってゐるのか……。 ――ゆあゆあ……ぽっぽっぽっぽっ……ゆあゆあゆあゆあ…… 陰翳が絶えず移ろふこの『渦時空間』こそ、死者たちの祝祭の場……。 ――眼前の蝋燭の炎は吾の命の『炎』なのか……死者共が吾の『炎』を酒の肴に喰らってゐるではないか…… この蝋燭の炎の『ゆあゆあゆあ』といふ揺らめく輝きは死者共の哄笑で満ちてゐる憩ひの場。そして、また、吾も清浄なる死者共の祝祭に招かれし。 ――わっはっは。 死者と戯れしこの無上の時間。そして……終焉の時。 ――ふうっ。 吾は己の命の『炎』を自ら吹き消したのだ。 ――何なのだらう、この静謐なる心地よさは…… 闇の中、吾の網膜に残る蝋燭の炎の残像を吾は己の命を慈しむやうにずうっとずうっと眺め続けてゐたのであった。 ――吾、未だ、苟も生かされてしまってゐるのか。祝祭だ、祝祭だ、吾の生に乾杯 ! ! 審問官Ⅻ――主体弾劾者の手記Ⅺ 雪は終始愉快なやうであった。即ち、私が愉快であったのである。他者は自己の鏡である。雪が愉快だととふことは取りも直さず私が愉快だったことが雪に映ってゐただけのことに違ひない…… **つまり、渦の紋様が、つまり、古の昔から存在してゐて、つまり、しかもそれが、つまり、人類共通の、つまり、紋様だったことは、つまり、知ってゐるね。 ――ええ。アイヌの方々の衣装を見ただけでも自明のことよ。日本は、勿論、唐草紋様は特に世界共通の渦紋様だわ。……それが物理数学的に未だ数式で記述できないって事が不思議でならないわ。 **つまり、そこなんだ、つまり、問題は。つまり、僕の、つまり、直感だけれども、つまり、渦を、つまり、数式とかで記述するには、つまり、∞の次元が、つまり、自在に、数式で、つまり、操れないと、つまり、記述できないと、つまり、思へて仕方がない……。 ――∞の次元 ? ねえ、それは何の事 ? **つまり、此の世は、つまり、アインシュタインのやうに、つまり、四次元であるといふのが、つまり、一般的だが、つまり、君は、つまり、特異点を知ってゐるね。つまり、人類が、つまり、未だ渦を、つまり、物理数学的な数式で、つまり、記述できないことが、つまり、この世界を、つまり、量子論と相対論とを、つまり、統一できない、つまり、根本原因だと、つまり、その歪が、つまり、特異点として、つまり、現れて、つまり、人類は特異点の問題を、つまり、姑息な手段で、つまり、成るべく触れずに、つまり、取り繕って、つまり、何事か、つまり、世界が物理数学で、つまり、記述できると、つまり、錯覚してゐたい、つまり、穴凹だらけの地面を見て、つまり、《この土地はまっ平らな土地だねえ》と、つまり、錯覚してゐるに、つまり、過ぎないのさ。 ――えっ ? もっと解りやすくお願い。 **つまり、僕の直感だけれども、つまり、渦は、つまり、四次元以上、つまり、∞次元の、つまり、四次元での、つまり、仮の姿に、つまり、過ぎない。そして、つまり、渦は、つまり、此の世の結び目、つまり、四次元時空間を、つまり、宇宙として繫げてゐる、つまり、結節に違ひないのだ。 ――つまり、銀河の事ね。パスカルじゃないけれど、二つの無限の中間点が……渦といふ事ね。そして、人間もまた……渦といふことね。 **さう。 ――うふ。 **つまり、渦が、つまり、物理数学的に記述できるといふことは、つまり、《無限》の仮面が、つまり、剥がれる、つまり、時さ。そして、つまり、人類は、つまり、此処に至って漸く本当の《無限》に、つまり、出遭ふのさ…… ――本当の《無限》 ? **つまり、人類が、つまり、無限大を、つまり、∞といふ《象徴》で、つまり、封印したことが、つまり、間違ひの元凶だったのさ。しかし、∞といふ、つまり、象徴記号が、つまり、なかったならば、つまり、科学の発展は、つまり、もっともっとゆっくり進んだに違ひない……つまり、ねえ、君、人類は、つまり、得体の知れぬものに、つまり、《仮面》なり、《象徴記号》なり、《名前》なり、つまり、付けられずに、つまり、堪へられる、つまり、生き物だらうか ? ――さうね……《心》がその典型ね。きっと無理ね。 ――…… ――ねえ、うふ、《得体の知れぬ》あなたは、形而上で呼吸をしてゐる《不思議》な生き物ね……。ドストエフスキイ曰く、あなたは《紙で出来た人間》の眷属なの、えへ。 **さうかもね、へへ。つまり、《魂の渇望型》の、つまり、生き物さ。さて、……その、つまり、陰陽魚太極図だけれども、つまり、僕の勝手な、つまり、解釈だけれども、つまり、東洋、つまり、特に日本は、つまり、陰陽=== 太極で論証する、つまり、弁証法に比べたら、つまり、曖昧模糊とした論証だけれども、つまり、しかし、陰陽=== 太極で思考する方が、つまり、深遠だと思ふ。 ――さうね。さうかもしれないわ。 **君は、つまり、今、つまり、道元と親鸞に、つまり、心酔してゐるね ? ――さう……。キェルケゴールの「あれか、これか」だったかしら、エイブラハムとその子イサクについての基督者の姿勢が書かれてゐた筈だけれども……私……《論理》を超えた《言葉》を……今……渇望してゐるの。それが道元と親鸞なのよ。《神》無き仏教に惹かれるの。それに、私、神が傍若無人を人間に働く「ヨブ記」が大嫌い ! ! **でも、つまり、ブレイクもキェルケゴールも、つまり、「ヨブ記」に耽溺してゐた筈だが…… ――さうね、基督者にとっては「ヨブ記」はある意味、信仰の《踏み絵》ね。確か、ドストエフスキイもさうだった筈だわ。 **つまり、砂漠の地で生まれた、つまり、ユダヤ教、基督教、回教、何れも、つまり、《自然》といふ名の《神》は、つまり、皆、つまり、悪意に満ちてゐなければならなかったのさ。つまり、彼らは、つまり、それ程過酷な地で生きなければならなかったのさ。 ――うふ。それで世界は《秩序立って》ゐたのね。だから、私には虚しい《論理》と《科学》が発展したのね。 **さう、つまり、《理不尽》にね……。 ――さうなの、西洋の《論理》は《理不尽》なのよ。 (以降に続く) πの誘(いざな)ひ 彼の口癖はかうであった。 ――超越数の一つとしても知られてゐる円周率πの値が確定された時、『宇宙』は無限を獲得する。つまり、それは、へっ、『宇宙の死』さ。 更に彼は斯く語りき。 ――人類は円周率をπとして『象徴記号』に封印したことで『生の世界』と『死の世界』を無理矢理にでも跨ぎ果(おお)せなければならない奇妙奇天烈な生き物へと変貌させられたのだ。 吾、其れを彼に何故だと問ふ。 ――なにゆゑに貴君は斯くの如く断言せしむるや。 彼、斯くの如く答ふる。 ――それでは貴君に問ふ。此の世に直線は存するや。 吾、斯くの如く答ふる。 ――存在するに能はず。然れども数学世界ではπは存在し得る。 彼、更に斯くの如く問ふ。 ――さすれば貴君の言ふ数学世界は『死の世界』の総称か ? 吾、彼に斯くの如く問ふ。 ――なにゆゑ貴君は数学を『死の世界』と定義するや。 彼、にやりと僅かに嘲笑し、斯くの如く答ふる。 ――ふっ、笑止千万。貴君、先に此の世に直線は存在するに能はずと答ふる。然れども数学ではπは存すると語りき。この矛盾、如何せん。 ――うむ。如何ともせん。さすれば貴君はなにゆゑ数学を『死の世界』と断言するや。 ――古人(いにしへび)とは直感的に円周率に『生』と『死』を跨ぐ《橋》の形をしたπといふギリシア文字を当てた。勿論、数学は『生』の学問ではあるが、しかし、此の世は『生』のみに非ず。『生』と『死』は切っても切れぬ縁(えにし)で結ばれし。『生』有れば必ず『死』有り、『死』有れば必ず『生』有り。はっ、人間は数学的に無限といふ概念を抱へてしまった刹那、数学は『死』をも掌中にせねばならぬ『宿命』を負ってしまったのだ。 ――さすれば…… ――さすれば、『無限遠』を中心とした円周が……即ち、直線だ。その刹那、『宇宙』は死滅し、死滅した『宇宙』は『∞』を獲得す。そして、πの値も確定す。そして、何も存せぬ『死』有るのみ…… ――貴君に問ふ。なにゆゑ数学に『死』が有るや。 ――ふっ、簡単だ。『生』を突き詰めれば、これは人類が背負った『宿命』だが、とことん突き詰めねば気が済まぬ人類が『生』を突き詰めれば『死』に至るのは必然だ。そして……、『生』と『死』が対を成さぬ『もの』は全て之まやかしだ。……はっ、つまり、此の世に存在する全てのものは誕生した刹那、『死』に片足を突っ込んでゐるのさ。一休 宗純(いっきう そうじゅん、応永元年1月1日(1394年2月1日) - 文明13年11月21日(1481年12月12日))斯く語りき。 『門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし』(狂雲集) 審問官Ⅺ――主体弾劾者の手記Ⅹ その古本屋は雪の馴染みの古本屋だった。少し強めに握られてゐた私の右手首から不意に雪は手を放し、雪にはお目当ての本の在り処が解ってゐたのだらう、私を古本屋の入り口に残したまま一目散に其方に向かって歩を進めたのであった。 その古本屋は東洋の思想、哲学、宗教、神話等々の専門の古本屋だった。 雪に取り残された私はその古本屋内の仏典の本棚に向かってゆるりゆるりと歩を進めたのであった。 私は唐三藏法師玄奘譯 (たうさんざうほふしげんじやううやく) の般若波羅蜜多心經(はんにやはらみったしんぎやう)がその時どうした訳か無性に読みたくなったのであった。 「觀自在菩薩。行深般若波羅蜜多時。照見五蘊皆空。度一切苦厄。 舍利子。色不異空。空不異色。色即是空。空即是色。受想行識亦復如是。 舍利子。是諸法空相。不生不滅。不垢不淨不增不減。 是故空中。無色。無受想行識。無眼耳鼻舌身意。無色聲香味觸法。無眼界。乃至無意識界。 無無明。亦無無明盡。乃至無老死。亦無老死盡。無苦集滅道。無智亦無得。 以無所得故。菩提薩埵。依般若波羅蜜多故。心無罣礙。無罣礙故。無有恐怖。遠離顛倒夢想。究竟涅槃。 三世諸佛。依般若波羅蜜多故。得阿耨多羅三藐三菩提。 故知般若波羅蜜多。是大神咒。是大明咒是無上咒。是無等等咒。能除一切苦。真實不虛故。 說般若波羅蜜多咒即說咒曰 揭帝揭帝 般羅揭帝 般羅僧揭帝菩提僧莎訶 般若波羅蜜多心經」 訓み下し 「觀自在菩薩、深般若波羅蜜多を行じし時、五蘊皆空なりと照見して、一切の苦厄を度したまへり。 舎利子、色は空に異ならず、空は色に異ならず。色はすなはちこれ空、空はこれすなはち色なり。受想行識もまたまたかくのごとし。 舎利子、この諸法は空相にして、生ぜず、滅せず、垢つかず、浄からず、増さず、減ぜず、この故に、空の中には、色もなく、受も想も行も識もなく、眼も耳も鼻も舌も身も意もなく、色も声も香も味も触も法もなし。眼界もなく、乃至、意識界もなし。無明もなく、また、無明の尽くることもなし。乃至、老も死もなく、また、老と死の尽くることもなし。苦も集も滅も道もなく、智もなく、また、得もなし。得る所なきを以ての故に。菩提薩埵は、般若波羅蜜多に依るが故に心に罣礙(けいげ)なし。罣礙なきが故に、恐怖あることなく、一切の顚倒夢想を遠離し涅槃を究竟す。三世諸佛も般若波羅蜜多に依るが故に、阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみやくさんぼだい)を得たまえり。故に知るべし、般若波羅蜜多はこれ大神咒なり。これ大明咒なり。これ無上咒なり。これ無等等咒なり。よく一切の苦を除き、真実にして虚ならず。故に般若波羅蜜多の咒を説く。すなわち咒を説いて曰はく、 羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提娑婆訶(ぎやてい ぎやてい はらぎやてい はらそうぎやてい ぼじそはか) 般若心經」 ……くわんじざいぼさつ ぎやうじんはんにやはらみつたじ せうけんごうんかいくう どいちさいくやく……と、真言を頭蓋内で読誦(どくじゅ)しやうとしたが、「觀自在菩薩」の文字を見ると最早私の視線は「觀自在菩薩」から全く放れず「觀自在菩薩」の文字をなにゆゑかじっと凝視したままなのであった。 ――觀自在菩薩……何て好い姿をした文字だ……くわんじざいぼさつ……音の響きも好い……何て美しい言葉だ…… 不図気付くと私の目に張り付いてゐた業火が私の視界の隅に身を潜めてゐるではないか。目玉をぎょろりと出来得る限り回転させるとやっと視界の境に業火が見えるではないか。 ――これも……《觀自在菩薩》……といふ文字の……御蔭か…… 私はゆっくりと目を閉ぢ、瞼が完全に閉ぢられた瞬間に姿を現はす勾玉模様の光雲と業火を見つつ胸奥で何度も何度も……《觀自在菩薩》……と唱へたのであった。 暫くすると雪が私を見つけて私の右肩をぽんと叩くのであった。 ――これ、どう ? 雪が私に見せたのは陰陽五行説の陰陽魚太極図であった。 ――あなたの目には、今、勾玉が棲み付いてゐる筈よ。何故だかあなたのことが解ってしまふのよ。それに業火もね、うふっ。 雪が微笑んだ顔は何か不思議な力を秘めてゐるやうで、雪が微笑んだ瞬間辺りは一瞬にして《幸福》に包まれてしまったのであった。 ――あなたには陰陽魚太極図の意味が解るわね。さう、《宇宙》よ。……わたし、哲学を、それも西洋哲学を専攻してゐるのだけども……西洋哲学の《論理》が今は虚しくてしやうがないの。……特に弁証法がね……虚しいのよ。……私の勝手な自己流の解釈だけれども……正反=== 合が何だか自己充足の権化のやうな気がして気色悪いのよ。西洋の哲学者……特にヘーゲル(Georg Wilhelm Friedrich Hegel、1770年8月27日 - 1831年11月14日)が自己陶酔したNarcist(ナルシスト)に思へてしやうがないの……西洋哲学専攻者としては失格ね、うふっ。 君も知ってゐるやうに私は筆談するとき《つまり》と先づ書き出さないと筆が全く進まないのは知ってゐるね。この時もさうだったのさ。私は常時携帯してゐるB五版の雑記帳とPenを取り出して雪と筆談を始めたのであった。 **つまり、ヘーゲルには、つまり、陰陽魚太極図の目玉模様が、つまり、陰中の陽と、つまり、陽中の陰が、つまり、無いんだよ。つまり、それで君は、つまり、William Blake(ヰリアム・ブレイク)を、つまり、読んでゐたんだね。 ――さう……。 君にも教えておかう。雪は直感的に何故私が《つまり》を連発するのか解ったが、私の当時の思考は堂々巡りだったのさ。或る言葉を書き出すときその言葉を頭蓋内から取り出すには一度思考を頭蓋内で堂々巡りをさせないと駄目だったのだ。ストークスの定理は知ってゐるね。私の思考はストークスの定理を地で行ってゐたのさ。 **つまり、キェルケゴールも、つまり、読むと善い。つまり、陰陽魚太極図は、つまり、その後でも、つまり、善い。つまり、僕が、つまり、さっき、つまり、「キルケゴール全集」を、つまり、買ったから、つまり、僕が、つまり、読んだら、つまり、君に、つまり、あげるよ。 ――有難う。でも、借りるだけね、うふっ。 **つまり、君は、つまり、知ってゐるかな、つまり、渦は、つまり、未だ数式では、つまり、物理数学的に、つまり、記述、つまり、出来ないことを ? ――えっ ! 知らないわ。さうなの…… (以降に続く) 考へる《水》Ⅰ‐ 『星の死、または死相』 《人間は考えへる葦である》といふ箴言で人口に膾炙してゐるフランスの数学者、物理学者、哲学者、思想家、宗教家であるブレーズ・パスカル(Blaise Pascal、1623年6月19日 - 1662年8月19日)が、晩年に、ある書物を構想しつつ書き綴った断片的なNoteを、彼の死後に編纂して刊行した遺著『パンセ』【筑摩書房 「世界文学全集11モンテーニュ パスカル集」(昭和四十五年十一月一日発行)より松浪 信三郎訳】から抜粋(一部私が改変) 第六篇より 三百四十六 思考が人間の偉大をなす。 三百四十七 人間は自然のうちで最も弱いひとくきの葦にすぎない。しかしそれは考へる葦である。これをおしつぶすのに、宇宙全体は何も武装する必要はない。風のひと吹き、水のひとしづくも、これを殺すに十分である。しかし、宇宙がこれをおしつぶすときにも、人間は、人間を殺すよりもいっそう高貴であるであらう。なぜなら、人間は、自分が死ぬことを知ってをり、宇宙が人間の上に優越することを知ってゐるからである。宇宙はそれについては何も知らない。 それゆゑ、われわれのあらゆる尊厳は思考のうちに存する。われわれが立ち上がらなければならないのはそこからであって、われわれの満たすことのできない空間や時間からではない。それゆゑ、われわれはよく考へるやうにつとめやう。そこに道徳の根原がある。 三百四十八 考へる葦。――私が私の尊厳を求めるべきは、空間に関してではなく、私の思考の規定に関してである。いかに多くの土地を領有したとしても、私は私以上に大きくはなれないであらう。空間によって、宇宙は私を包み、一つの点として私を呑む。思考によって、私は宇宙を包む。 三百四十九 霊魂の非物質性。――自己の情念を制御した哲学者たちよ、いかなる物質がそれをよく為しえたであらうか? ――以下略 さて、人体の構成を分子Levelで言へば《水》がほぼ七割を占めるので、パスカルの《人間は考へる葦である》を更に推し進め私流にすると《人間は考へる水である》となる。 つまり、《水》が生物の存在を許さなければ生物は此の世に存在出来ないのである。 ところで、《水》がその存在を『許容』しない物質は此の世に存在するのであらうか。つまり、《水》は全てを、《神》の如く、《受容》するのであらうか。 この問題の考察は次回以降に譲る。 閑話休題。 突然であるが、私は他人の、そして動物の死相が見える。「虫の知らせ」等といふ言葉があるので死相が見えることは別段不思議なことだとは考へてゐないが、しかし、他人の死相が見えてしまふことは何とも遣り切れないものである。経験則に過ぎないが、私に死相が見えてしまった人はどんな医学的な治療をしても三年以内には必ず死ぬのである。 先づ、眼光から《生気》が消えると言へば良いのか、死に行く人の眼光は異様に見えるのである……。 そして、他人の死相は死に行く星の様相とそっくりなのである。 例へば、「SN 1987A、即ち超新星1987A」、「エーターカリーナ星」、「エッグ星雲」、「リング星雲」等等と他人の死相は似てゐるのである……。 閑話休題。 星はその最後には星の中心核内にある全てのHelium(ヘリウム)を使ひ切り、次に何が起こるのかはその星の質量によって変はるのであるが、最も重い星、太陽質量の6~8倍以上の質量を持つ星は、十分な圧力が核内にあるため、核融合で炭素原子を燃やし始め、炭素が無くなると超新星として爆発し中性子星やBlack hole(ブラックホール)が後に残る。軽い星は燃え尽きながら外層を噴き出して美しい惑星状星雲を作る。中心核は高温の白色矮星として残る。 星の死後残った中性子星やBlack holeや白色矮星は人で言へば『霊魂』である、と、私は考へてゐるが、つまり、パスカルと同じく『霊魂』は存在すると考へてゐるのである。といふのも人間の構成は宇宙の構成と原子Levelでは似てゐて『人体』を『宇宙』に喩へるのは極々一般的な考へ方であるからである。 第一章は序といふ事で更なる考察は次回以降に譲る。 審問官Ⅹ――主体弾劾者の手記Ⅸ ここで話が横道に逸れる私の《死後の世界》について預言しておかう。 私が死して後、私のゐない此の世の様こそ私の《死後の世界》の様相を映してゐると考へておくれ。君や嘗ての雪、即ち攝願やSalonの仲間を初め、私のゐない此の世がまあまあ過し易ければ私は極楽浄土にゐるし、此の世が地獄の有様だとすれば私も地獄に堕ちたと思ってくれ給へ。私のゐない此の世の有様こそ私の《死後の世界》に外ならないのさ。 まあ、それはそれとして、私の死後、君達は、特に攝願、つまり俗名でいふところの雪は彼女が出家するまでに私が施した、例へば雪の為されるがまま私が何の抵抗もせずそれに無言で従ったことは、雪の「男」に対する憎しみやそれに伴ふ底知れぬ苦悩といふ雪の内部でばっくりと傷口の開いた《心の裂傷》を縫合しその傷に軟膏薬を塗布して治療する意図があってのことで、雪も癒された筈だが、といふのも幾ら《生きる屍》に成り下がったとはいへ、私も生物学的には「男」そのものだからね。 そして、雪は出家し攝願と為った訳だが、攝願が尼僧でゐる間は《禊の時間》に過ぎない。攝願の内部の《心の裂傷》が癒えその傷の《瘡蓋(かさぶた)》が剥がれ落ちると攝願の《禊の時間》は終はりを告げる。私も君もSalonの仲間も知ってゐる「男」に攝願は惚れ、攝願は何もかも捨ててその「男」の元へ身を寄せる筈だ。再び雪に戻るのさ。「男」は「男」で雪に逢った時からずっと惚れてゐた。そこで雪はその「男」の子を身ごもり「母」になる。雪の第一子は男の子で雪はその子に私の名を付ける。勿論、雪の「男」も大賛成さ。まあ、これ以上は話さない方がいいので黙って彼の世に持って行くよ。 さて、そこで君にお願ひがある。雪は寺を出た後、その罪悪感に悶絶する程苦悩し続けることになるが君は雪の良き理解者となって雪の「愚痴」の聞き役になってくれ給へ。お願いする。さうすることで君達に起こるであらう艱難辛苦も乗り越へられ私も浄土で安らげるといふものさ。重ね重ね宜しく頼むよ。 話を戻さう。 ところで、古本屋街を漫ろ歩きしてゐた私と雪との間には雪がぽつりぽつりと一方的に私に話す以外殆ど会話は無かった。 沈黙。Salonの仲間とは違った心地よさが雪との間の沈黙にはあったのだ。互ひが互ひを藁をも縋る思ひで「必要」としてゐたことははっきりとしてゐたので、多分、雪と私の間には――他人はそれを「宿命」とか「運命」とか呼ぶが――互ひに一瞥した瞬間に途轍もなく太い《絆》で結ばれてしまったのは確かだ……。 ――ねえ、この古本屋さんに入りましょう 少し強めに雪に握られた右手首を通して雪の心の声が聞こえて来たのであった…… (以降に続く) 孤独、ニュートリノの如く――埴谷雄高の着想による *********************************************************** 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より ニュートリノ ニュートリノ (Neutrino) は、素粒子のうちの中性レプトンの名称。中性微子とも書く。 ヴォルフガング・パウリが中性子のβ崩壊でエネルギー保存則が成り立つようにその存在仮説を提唱した。「ニュートリノ」の名はβ崩壊の研究を進めたエンリコ・フェルミが名づけた。フレデリック・ライネスらの実験によりその存在が証明された。 (http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8E)を参照 *********************************************************** 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より ニュートリノ振動 ニュートリノ振動(ニュートリノしんどう)は、ニュートリノが質量をもつことでニュートリノの種類(フレーバー)が変わる現象。スーパーカミオカンデが1998年に大気から降り注ぐニュートリノを観測することによって、この現象が実証された。現在日本では人工的にニュートリノを発生させスーパーカミオカンデで振動現象を観測する実験が行われている。 (http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8E%E6%8C%AF%E5%8B%95)を参照 *********************************************************** 埴谷雄高・小川国夫『隠された無限 往復書簡〈終末〉の彼方に』【岩波書店 1988年10月28日 第一刷発行】より抜粋(第七信「非在とのっぺらほう 埴谷雄高」152~153頁) 宇宙内のすへての物体を透過するニュートリノは、ひたすら無限の空間と永劫の時間へ向って、飛びゆきつづけます。恐らく、ニュートリノに向かって、そうかな、と訊き質したら、そうさ、無限と永劫へ向って「実際」に自己を投げいれる現実的超越者なるものは、俺をおいてほかに何もいないさ、と、ニュートリノのなかの或る異端者、もしくは、或る愚昧者は得意げに答えるかもしれません。しかしまた、ニュートリノはいまだはっきりとは解明されていませんけれども、超微小な質量をもっていることですから、あらゆる物体を透過するとき――例えば、神岡鉱山の直径十五・六メートル、高さ十六メートルの円筒形の三千トンに及ぶ水をたたえた大水槽内部一面に取りつけられている光電子倍増管に、水中の素粒子と衝突したニュートリノが「光」を放つことによって確かめられた「数」を「十三秒内に十一個」と検出されたとき、この光の「数」こそは、絶望とも悲哀とも歓喜とも諦念とも放心ともつかぬ、「心の痛み」の悲痛な呻きの或る前駆症状を提示していると言えるのです。自由無碍に無限永劫へ向って飛びいっていると見えるニュートリノとても、かくのごとくして、つぎつぎと、その「質量」を失いつくした果て、無限永劫の何処か手前で、星の死から発足したニュートリノ自体の死に直面せざるを得なくなることになります。そしてそのとき、ファウストの「憂い」に似たところの或る種の薄暗い原言語が、死を前にしたニュートリノのこれまた薄暗い内部をさっと掠めゆく筈です。さらになお――無限永劫の手前でついに衰滅してしまったこのニュートリノの死骸は、宇宙の未知の蟻群によって何処かの薄暗い巣へ牽かれゆくことになるでしょう。 ――略 *********************************************************** 『物体』をほぼ全て透過してしまふNeutrino(ニュートリノ)の『孤独』の深さは多分底無しであらう。 『他』にぶち当たって『衝突』や『反射』しない『他』の存在しないNeutrinoの『自己認識』の術は、さて、何であらうか。果たしてNeutrinoは自己が此の世に存在してゐることを『認識』してゐるのであらうか…… ――……吾、果たしてこの吾、此の世に《存在》してゐるの……か…… ――お前は今、お前を《吾》と言ったが……お前が己を《吾》といふその存在根拠は何かな ? ――……《吾》たる根拠は……何も……無い…… ――それではお前に尋ねるが……お前の仲間の極々少数の者が『素粒子』に打つかって微小な微小な仄かな蒼白き『光』を発光して『死んで』いくが……さて……その時以外お前が《吾》が《吾》であったと『自己認識』出来る瞬間は……無いのではないかな……するとだ、お前は『死』以外……己の存在を『認識』することが出来ない……此の世で最も『哀れ』な存在…… ――否 !! Neutrino振動を知ってゐるな。《吾》は《吾》であるといふ『自同律の不快』によって《吾》は《吾》とは《異種》の《吾》に変容する…… ――はっ。お前でさへ……《吾》なることを……《吾》なることの《底無しの苦悩》を知ってゐるとすると……『自己変容』のみ此の世に『存在』させられた『もの』全ての此の世での慰めか…… ――はっ、馬鹿が。『自己変容』 ? 何を甘っちょろいことをぬかしてをるか……『死』のみ此の世に『存在』させられた『もの』全ての慰めさ、はっ。 審問官Ⅸ――主体弾劾者の手記Ⅷ 古本屋との遣り取りはいつも筆談だったので馴染みの古本屋の主人は多分今でも私のことを聾唖者だと思ってゐるに違ひない。それにそこの古本屋の主人は何かと私には親切でその日も「キルケゴール全集」を注文するとどれでも好きな本を一冊おまけしてくれるといふので私は、埴谷雄高の「死霊(しれい)」を凌駕するべく書き出したはいいが、書き出しの筆致の迷ひや逡巡等が取り繕ひもせずに直截的に書き記された現代小説の傑作の一つ、武田泰淳の「富士」の初版本を選んだのである。「富士」を読む時は私は何時もブラームスの「交響曲第1番 ハ短調 op.68」を聴く。どちらも作品を書き連ねることに対する迷ひや逡巡等がよく似てゐると思はないかい ? それに泰淳さんは盟友の椎名麟三が洗礼を受け基督者になった時、埴谷雄高が椎名を誹った事と純真無垢といふのか天衣無縫といふのか埴谷雄高曰く「女ムイシュキン公爵」たる泰淳夫人で著名な随筆家の百合子夫人に対する埴谷雄高の好意への多分「嫉妬」を死すまで根に持ってゐた節があるが、そこがまた武田泰淳の魅力でもある…… さて、雪はSalonの真似事が開かれてゐた喫茶店に着くまで終始私の右に並んで歩き、左手で私の右手首を少し強く握り締めたままであった。 馴染みの古本屋を出たとき、東の空には毒々しいほど赤々とした満月の月が地平から上り始めてゐたが、その満月の「赤」が私の目に張り付いた業火の色に似てゐたのである。 ――成程……この業火の色は《西方浄土》の日輪の色を映したものか…… 雪が私の右手首を少し強く握り締めてゐたのは多分理不尽な陵辱を受けた「男」に対する恐怖といふよりも ――今暫くは逝かないで といふ私に対する切願が込められてゐたやうに私は確信してゐる。唯、私は女性に対しては「無頓着」なので雪のしたいやうにさせ、雪に為されるがまま夕闇の古本屋街を二人で漫ろ歩きを始めたのであった。 当然、私は伏目であった。雪は私の右手首を握ってで私を巧く「操縦」してくれたのである。雪は私を捕まへてないと何処か、つまり「彼の世」へ行ってしまふと直感的に感じてゐたのは間違ひない。 ――今は未だ逝かないで…… (以降続く) - -
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①まずは小中までの算数と数学を復習する。高校数学はこれらが基盤となっている。 ②次に高校数学(自分の受験に必要な範囲)を勉強する。特に概念と公式がなぜあるのかを考える。 ③ここまでできたら、問題を解いてみる。この時解答をしっかり再現できるように心がける。 ④理系上位の大学を狙う場合は、自分で論理構造がしっかりした解答をかけるようにする。 数学はそもそも何をしていいかわからないという生徒が多いです。 問題を見て、まず問題の意味が分からない。意味が分かっても、何をしていいかがわからないということです。 そもそも数学はどのように勉強していいのか?わからない方はこのページを参考にしてください。 高校では、まず例題を解き、公式を教え、問題を解かせるところが大半です。 この勉強法では必ず公式を丸暗記しないと問題が解けません。それ以前にいつ公式を使うのかを講師は教えてくれません。 数学にはパターンがあります。ですが、これは説明されてもわからないものなので自分で探さないといけません。 ですが、パターンさえ身につけてしまえば、どんな数学の問題でも解けるようになります。 具体的に何をするのかというと、まずは基礎を復習することが大事です。 いきなり高校の数学を勉強しようとしても、小中学の算数・数学ができなければ意味がありません。 そこで、基礎に少しでも自身のない方は絶対に基礎を勉強しなおしてください。 それができたら、実際に高校数学を勉強しますが、問題を解く際には「解答の再現」を行ってください。 解答の再現では、その問題の解き方を体に染み込ませるだけでなく、数学独特のパターンも身に付きます。 これを繰り返すと、問題を見ただけで何をすればいいのかが瞬時にわかるようになります。 すると、指針が立つので、今までのようになにをしていいのかがわかるようになります。 塾や予備校の勉強法ではこの解答の再現は時間がかかるために採用されません。ですが、実力の付く勉強法です。 今までの勉強法で、数学の成績が上がらない場合は、この勉強法を試してください。必ず成績が上がるようになります。 以前私がこのことについて話した原稿です。参考になさって下さい。 私が良く、考える系の教科で言うやり方はきわめて単純だ。 調べて、解答を見て、理解して、隠して、再現して、添削して、修正する。 それだけだ。 ここでいう考える系の教科とは、以下のものだ。小論文や現代文は、この範疇とは少し違う。解答を見て再現し、テストで出来るようになるという教科ではないからだ。 まず、古文の識別とかはそれかもしれない。あとは、数学・物理・化学・生物遺伝・生物考察の問題、英語でも英文解釈とかはわりとその気が強い気がする。 一方で、小論文や現代文というのは、課題文を正しく読み取り、その情報を整理して、他の人でも分かるように伝える力なので、またこれとは異なってくる。 これから、それぞれのプロセスについて説明しよう。 調べて 基本的に、いま自分が使っている参考書より一段レベルが下がる問題集か、辞書代わりにつかう参考書で調べてみて、解法を考える。これは大事です。教科や分野によって違いますが、一問十分ぐらいはかける。考えたプロセスとかもしっかりメモするといい。 解答を見て これも、解答が汚くなるぐらい書き込んでかまわない。解答を見ただけで分かる人は、そもそもその問題は解けているから、たぶん解答すら分からない。だから、気づいたことはすべて書き込む。問題の条件も書き込む。それが大事。 理解して 理解しているかどうかは論理展開を追えば分かるけれど、多分分かった気になっていることが多い。隠して再現できるかどうか、腑に落ちるかが大事。腑に落ちなければどうして解けない? どうして解けない? となぜなぜ分析を繰り返し、どこが分からないから解けないかをゆっくり時間をかけて明確化した上で、先生とかに聞くといいよ。私でもかまいません! 隠して 解答を隠すのはすごく大事。レッツ再現。 再現して とにかく、自分の頭の中に残っている記憶を引き出して、すべて紙に吐き出す。再現、再現、再現。どうしても思い出せなかったら、一分考えて、また調べてから振り出し。 添削して とりあえず解答らしきものができるんだけど、ここで安心する人が多い。ただ、これだけではダメ。かなり細かくみて、一語一句間違っていないかチェックしたうえで添削する。東北大の問題とかは、わりと採点が厳しいですよ。 修正する 何も覚えていないより、何か間違ったことを覚えていた時の方がきわめて面倒臭いので、その間違った事実を覚えたときの二倍ぐらいの回数で、正しい記憶に訂正する。書きなぐるより音読するといいです。黙読は覚えられないからダメです。音読。
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数学 数学です。数学は暗記だ!という話がありますが、実際のところどうなんでしょうか。 その一方、暗記よりもまともに解く方がべきだ!なんていう人もいます。 私的にはどちらも大事と思いますが、どちらにしろ解いた数と点数は比例するということは確実みたいです。 『高校これでわかる数学』 文英堂編集部 文英堂 『理解しやすい数学I+A―新課程版 』 藤田 宏 文英堂 『チャート式(白)』 チャート研究所 数研出版 『チャート式(黄)』 チャート研究所 数研出版 『チャート式(青)』 チャート研究所 数研出版 『ニューアクションシリーズ』 服部 晶夫 東京書籍 『1対1対応の演習』 東京出版編集部 東京出版 『標準問題精講』 麻生 雅久 旺文社 『Z会 数学基礎問題集 チェック&リピート』 亀田 隆 Z会出版 『チョイス新標準問題集』 矢神 毅 河合出版 『良問プラチカ』 鳥山 昌純 河合出版 『理系数学入試の核心』 Z会出版 『入試頻出これだけ70 数研出版 『大学への数学』 東京出版 『数学IAIIB問題総演習―Mathematics 419』 古川 隆一 学研 『数学I+A演習―10日あればいい (2007)』 福島 国光 実教出版 『微積分基礎の極意』 栗田 哲也、福田 邦彦、 坪田 三千雄 東京出版 『マスターオブ整数』 栗田 哲也 福田 邦彦 東京出版 『やさしい理系数学』 三ツ矢 和弘 河合出版 『ハイレベル理系数学』 三ツ矢 和弘 河合出版 『最高峰の数学へチャレンジ』 長岡 亮介 渡辺 理史 駿台文庫
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物理の教科書を土台とし、物理基礎と物理を一貫して、総合的に学習できるように構成。各項目は、「要項」、「問題」の2つから構成され、さらに「問題」は「A」「B」の2段階に分類。解答編は、解答+補足説明の2段階構成。 問題集の鉄板である数研出版の重要問題集. オーソドックスで使いやすく、無難な問題集. 化学の重問は評価が高いが、それにつられて物理の評価も上がっている気がしなくもない. しかし、曲がりなりにも数研出版の問題集なので、しっかりやれば物理の実力はつく. 【難易度】★★★ 【お勧め度】★★★★ 名前 コメント
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数学演習2@wiki 明治大学理工学部数学科1年次設置科目「数学演習2」の解説wikiです. (昨日 - ,今日 - ) 演習プリント(2012版) 2012年度予定 第1回演習 9/26 演習3 10/3 休講(予定) 第2回演習 10/10 演習6 第3回演習 10/17 演習9 第4回演習 10/24 演習12 第5回演習 10/31 演習13,14,15 第6回演習 11/07 演習19 第7回演習 11/14 演習23 第8回演習 11/21 演習25 第9回演習 11/28 演習27,28 第10回演習 12/05 演習29,30 第11回演習 12/12 演習33 第12回演習 12/19 演習34 第13回演習 1/9 演習37 プレテスト 1/16 意見・質問を書く 演習プリントの解説.(各タイトルからリンクが貼ってあります.) 最大・最小・上界・下界・上限・下限の定義 閉区間の上界とすると、の上界を示せ。 デデキントの切断定理以下,「ワイエルシュトラスの公理」を仮定する.をの空でない部分集合とする。, を満たすとき「に最大値が存在するか、またはに最小値が存在する。」を証明せよ。 上限の性質に対して、とするとき、であることを示せ。 性質の逆に対して、はの上界であるとするとき、であることを示せ。 アルキメデスの原理を示せ。 数列についての処々の定義。収束,最大,最小,上限,下限,有界など 下限の実例を示せ。 上に有界な単調増加列上に有界な単調増加列が収束することを示せ。 収束する数列の不等号収束する数列について、であるならば、であることを示せ。 はさみうちの定理収束する数列について、とする。数列がを満たすならば、は収束し、かつであることを示せ。 有界な無限数列(その1) (その2)有界な無限数列は収束する部分列を持つことを示せ。 コーシー列は有界数列がコーシー列とすると、は有界であることを示せ。 収束列はコーシー列数列が収束するならば、はコーシー列である。 実数列のコーシー列は収束する実数列がコーシー列であるならば、収束する。 上極限の実例 とするとき、を求めよ。 の定義ノルムの定義,点列の収束の定義 シュワルツの不等式,三角不等式に対して、次の不等式を証明せよ。(1) (シュワルツの不等式)(2) (三角不等式) 点列の収束と成分の収束とする。を示せ。 開円板の定義1次元の場合と高次元の場合 開円板の特徴づけ(1) (2)(1) 開円板内の点列であって、以下の3条件を満たすものが存在する。(a) (b) 極限が存在する。(c) (2) 開円板の任意の点について、あるが存在して、である。 開区間は開集合, とする。(1) 開区間は開集合であることを示せ。(2) 閉区間は開集合でないことを示せ。 開正方形領域は開集合正方形領域がの開集合であることを示せ。 閉区間は閉集合, とする。閉区間は閉集合であることを示せ。 開集合の性質, が開集合であるとき、も開集合であることを示せ。 開区間の無限共通部分とすると、であることを示せ。または開集合でないことを示せ。 内部と開集合(1)(1) とする。に対して、であることを示せ。(2) が開集合であることを示せ。 内部と開集合(2)とし、をの内部とする。(1) であって、が開集合ならばであることを示せ。(2) が開集合ならば、を示せ。 閉包と閉集合(1)の閉包をとする。(1) (2) とするとき、ならば、任意のに対して、 閉包と閉集合(2)の閉包をとする。(1) かつが閉集合(2) が閉集合 有理数集合の内部と閉包有理数とすると、である。 開区間の閉包開区間の閉包はであることを示せ。 閉包は閉集合(1)に対して、は閉集合である。 有界閉区間上の関数は上界を持つ有界閉区間とその上の連続関数に対して、の像は上界を持つことを示せ。 有界閉区間上の関数は最大値を持つ有界閉区間とその上の連続写像に対して、の像が最大値を持つことを示せ。ただしが上界を持つことは用いてよい. 開区間はコンパクトでないを開区間とするとき、はコンパクトでないことを示せ。 実数の部分集合がコンパクトならば有界がコンパクトならば、は有界であることを示せ。 実数の部分集合がコンパクトならば閉集合がコンパクトならば、は閉集合であることを示せ。 有界閉区間はコンパクト(その1),(その2)が有界閉区間ならば、はコンパクトであることを示せ。
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数学Ⅱ 担当 関口(鬼) 編集は上からできます。
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QMA 理系学問 物理化学 ページ1 / 2 / 画像問題 / ニュースクイズ ヒント 答え 間違い解答群 1662年に発表イギリスの物理学者別名「マリオットの法則」気体の体積は圧力に反比例する ボイルの法則 パスカルの法則ヘンリーの法則ルシャトリエの法則 1910年にノーベル物理学賞を受賞気体の状態方程式を発見オランダの物理学者分子間力のひとつに名を残す ファン・デル・ワールス オストワルトラングミュアチャドウィックヘヴィサイド 1913年にノーベル物理学賞を受賞オランダの物理学者ヘリウムの液化に成功超伝導現象を初めて発見 カメリング・オンネス フレッド・ホイルラングミュアゲルマンチャドウィックボーア 1927年ノーベル物理学賞受賞放射線の飛跡スコットランドの物理学者霧箱を発明 チャールズ・ウィルソン ハロルド・ユーリーカメリング・オンネスアレクシス・カレル 1929年にノーベル物理学賞を受賞フランスの物理学者名門貴族の出身物質波を提唱 ド・ブロイ ベクレルプランクセーレンセン 1932年にノーベル物理学賞を受賞ドイツの物理学者マトリックス力学を提唱不確定性理論を提唱 ハイゼンベルク フェルミマックス・ボルンプランクボーアシュレーディンガーエルステッドド・ブロイラザフォード 1933年にノーベル物理学賞を受賞オーストリア出身の物理学者波動力学の創始者猫のパラドックス シュレーディンガー ハイゼンベルクボーアラザフォード 1939年にノーベル物理学賞を受賞アメリカの物理学者原子番号103の元素サイクロトロンを発明 ローレンス ゲルマンフェルミシーボーグ 1945年にノーベル物理学賞を受賞スイス出身の物理学者排他原理ニュートリノの存在を予言 パウリ ユーリーシーボーグウィルソン 1969年にノーベル物理学賞を受賞サンタフェ研究所の設立メンバーアメリカの物理学者「クォーク」を命名 ゲルマン ユーリーウィルソンフェルミ 1978年にノーベル物理学賞を受賞スプートニク1号の完成に貢献ロシアの物理学者超流動を発見 ピョートル・カピッツァ レイリー卿アンドレイ・サハロフラングミュアフィリップ・レーナルトカメリング・オンネスヘヴィサイドマイケルソン 1994年に重イオン研究所が発見仮称は「ウンウンニリウム」原子番号110元素記号はDs ダームスタチウム ドブニウムジスプロシウムジルコニウム 3辺の比が等しい2辺の比とその間の角が等しい2角が等しい記号「∽」 相似 対称平行合同 4321 不足数 合成数完全数素数 4689 合成数 素数不足数完全数 N殻に入る電子の最大数華氏温度における水の氷点ゲルマニウムの原子番号人間の永久歯の本数 32 303435 SI単位仕事量エネルギー量熱量 ジュール ファラドパスカルワット 『塵劫記』に登場する単位サンスクリット語に由来「数え切れぬ大きな数」の意味一般に10の56乗を指す 阿僧祇 那由他不可思議無量大数 えだ付き三つ口丸底三角 フラスコ ビーカー試験管ピペット かつての名前は「水鉛土」「血のミネラル」の一つテクネチウムの生成に使用原子番号42 モリブデン コバルトマンガンタングステン すべて常温で気体空気中にも僅かに含まれる化学的にきわめて不活性周期表の第18族に属する 希ガス元素 典型元素遷移元素アルカリ金属元素 すべての非金属元素が属する各族できまった電子配置の型一部の金属元素が属する周期表の1、2、12~18族 典型元素 アルカリ金属元素ハロゲン元素希ガス元素 すべて非金属元素一価の陰イオンになりやすい金属と典型的な塩を作る周期表の第17族に属する ハロゲン元素 典型元素遷移元素希ガス元素 アクチノイドのひとつ原子番号101ロシアの科学者にちなむ元素記号「Md」 メンデレビウム フェルミウムアインスタイニウムノーベリウム アクチノイドのひとつ原子番号96ポーランドの科学者にちなむ元素記号「Cm」 キュリウム ノーベリウムフェルミウムアインスタイニウム アクチノイドのひとつ原子番号99ドイツの物理研究者にちなむ元素記号「Es」 アインスタイニウム メンデレビウムキュリウムノーベリウム アジサイの色に関係「軽銀」酸化物はコランダム料理用のホイル アルミニウム ナトリウムカリウムカドミウム アメリカの数学者1994年ノーベル経済学賞を受賞ゲーム理論の研究で有名『ビューティフル・マインド』 ジョン・ナッシュ ノーバート・ウィーナーエドゥアール・リュカアンドリュー・ワイルズ アメリカの数学者第1回京都賞受賞情報理論の創始者情報量の単位「ビット」を導入 シャノン マッカーサークラウジウススティグラーエーコ アメリカの数学者著書『人間機械論』父はユダヤ人言語学者サイバネティックスの創設者 ノーバート・ウィーナー アンドリュー・ワイルズグレゴリー・ペレルマンジョン・ナッシュロジャー・ペンローズ アメリカの物理学者1907年にノーベル物理学賞を受賞光速度に関する研究で有名エドワード・モーリーとの実験 マイケルソン チャドウィックオストワルトラザフォード アメリカの物理学者1923年にノーベル物理学賞を受賞電気素量を油滴実験で測定宇宙線の命名者 ロバート・ミリカン フレッド・ホイルマイケルソンラングミュアレイリー卿ピョートル・カピッツァフィリップ・レーナルトヘヴィサイドカメリング・オンネス アメリカの物理学者1932年にノーベル化学賞を受賞史上初の人工降雨実験を実施「プラズマ」の命名者 ラングミュア チャドウィックマイケルソンウィルソンプランクオストワルト アメリカの物理学者原爆製造計画に参加多くの超ウラン元素を発見反陽子を発見 セグレ テラークラプロートオッペンハイマーユーリー アメリカの物理学者原爆投下をB-29から目撃隕石による恐竜絶滅説水素泡箱による研究 ルイス・アルヴァレズ アーサー・コンプトンレオ・シラードルドルフ・パイエルスセミリオ・セグレエドワード・テラー アメリカの物理学者が発見クライン・仁科の式光の粒子性の直接的な証拠散乱されたX線の波長 コンプトン効果 ゼーベック効果ペルティエ効果ラマン効果 アレニウスオングストロームセルシウスノーベル スウェーデン ドイツオーストリアフィンランドアイルランド イギリスの化学者1904年にノーベル化学賞受賞希ガス族の存在を示唆アルゴンを発見 ラムゼー トムソンソルベーベクレル イギリスの化学者イタリア統一運動にも参加元素の周期表を作成「オクターブの法則」 ニューランズ カニッツァーロメンデレーエフデベライナーシャンクルトア イギリスの化学者グルタチオンを発見トリプトファンを発見ビタミンの先駆的研究 ホプキンス フンクセントジェルジエイクマン イギリスの科学者ボイルの助手著書『ミクログラフィア』弾性の法則 ロバート・フック ジョン・ドルトンアイザック・ニュートントーマス・ヤング イギリスの科学者色盲の研究原子論倍数比例の法則 ジョン・ドルトン ロバート・フックアイザック・ニュートントーマス・ヤング イギリスの科学者弾性体力学の縦弾性係数ロゼッタ・ストーンを解読光の波動説 トーマス・ヤング ジョン・ドルトンロバート・フックアイザック・ニュートン イギリスの科学者著書『ミクログラフィア』コルク細胞の写生弾性の法則 フック ブラウンモルガンニュートン イギリスの数学者ブラックホール特異点定理を証明2008年コプリ・メダルを受賞三角形の錯視図形に名を残す ロジャー・ペンローズ ジョン・ナッシュグレゴリー・ペレルマンアンドリュー・ワイルズ イギリスの物理学者1904年にノーベル物理学賞空が青く見える現象アルゴンを発見 レイリー卿 ラングミュアフィリップ・レーナルトフレッド・ホイル イギリスの物理学者SF作家としても活躍定常宇宙論を提唱「ビッグバン」の名付親 フレッド・ホイル フィリップ・レーナルトピョートル・カピッツァカメリング・オンネスチャドウィックヘヴィサイド イギリスの物理学者インピーダンスの概念を提唱マクスウェルの方程式を整理電離層の存在を予言 ヘヴィサイド チャドウィックマイケルソンラングミュア イギリスの物理学者エアロゾルコロイド溶液光の通路が見える チンダル現象 ブラウン運動ストラバイド現象アメーバ運動 イギリスの物理学者エリザベス1世の侍医地球を巨大な磁石と仮定「磁気学の父」 ギルバート フレミングマックスウェルファラデーエルステッド イギリスの物理学者ビタミンB12の構造を決定ペニシリンの構造を決定女性初の王立協会会員 ホジキン ハクスリーモットブラッグ イギリスの物理学者花粉の研究中に発見微粒子不規則な運動 ブラウン運動 チンダル現象フェーン現象アメーバ運動 イギリスの物理学者親指は導線の運動の向き人差し指は磁界の向き中指は誘導電流の向き フレミングの右手の法則 フレミングの左手の法則フレミングの左足の法則フレミングの右足の法則 イギリスの物理学者中指が電流の向き人差し指が磁界の向き親指は電磁力の向き フレミングの左手の法則 フレミングの右手の法則フレミングの右足の法則フレミングの左足の法則 イギリスの物理学者本名は「ウィリアム・トムソン」大西洋海底電線の敷設絶対温度の提唱 ケルビン セルシウスジュールファーレンハイト イギリスのレンドクム生まれインシュリンの構造に関する研究核酸の塩基配列を解明ノーベル化学賞を2度受賞 サンガー ポラニーソディーユーリーブフナー イタリアの数学者16世紀の活躍カルダーノに師事四次方程式の解法を発見 フェラーリ レビチビタフィボナッチタルタリアグリマルディ イタリアの数学者別名レオナルド・ピサーノ著書『算盤の書』数列にその名を残す フィボナッチ カルダーノタルタリアトリチェリフェラーリ イタリアの数学者本名は「二コロ・フォンタナ」弾道の理論を研究三次方程式の解法を発見 タルタリア レビチビタグリマルディフェラーリ イタリアの数学者・医学者確率論の先駆的業績著書『アルス・マグナ』三次方程式の公式を発表 カルダーノ レビチビタフィボナッチタルタリアフェラーリ イッテルビウムスカンジウムプロメチウムイットリウム 希土類元素 アルカリ金属元素アクチノイドハロゲン族元素希ガス元素 イッテルビウムネオジムプロメチウムルテチウム ランタノイド 希土類元素アルカリ金属元素希ガス元素 ウォルフガング・パウリオーギュスト・ピカールレオンハルト・オイラーカール・ユング スイス オーストリアスウェーデンドイツ オストワルドホールメス駒込 ピペット フラスコビーカー試験管 オンスカラットトングラム 衝 量度面積 カルボン酸の一種TCA回路の中間生成物心地良い香りを持つ果実に多く含まれる 林檎酸 桂皮酸安息香酸酒石酸 カルボン酸の一種無色の結晶クエン酸回路を構成貝類のうま味成分 琥珀酸 林檎酸安息香酸酒石酸 ギリシャ語で「成形されたもの」医学では「血漿」のこと生物学では「原形質」のこと一般には物質の第4形態のこと プラズマ タキオンオーロラコロニー ケイ酸○グラウバー○ロッシェル○酸・○基反応 塩 液紙酸 コラッツの○○ポアンカレ○○リーマン○○ゴルドバッハの○○ 予想 関数螺旋曲線 コンパスと定規での作図が可能対角線は0本内角の和は180度1つの外角は120度 正三角形 正方形正五角形正六角形正八角形 コンパスと定規での作図が可能対角線は170本内角の和は3240度一つの外角は18度 正二十角形 正十角形正十二角形正二十四角形 コンパスと定規での作図が可能対角線は252本内角の和は3960度一つの外角は15度 正二十四角形 正十角形正十二角形正二十角形 コンパスと定規での作図が可能対角線は740本内角の和は6840度一つの外角は9度 正四十角形 正十角形正十二角形正二十角形正二十四角形 サンスクリット語で「輝く」計量単位は「トロイオンス」延性は金属中で最大元素記号は「Au」 金 水晶銀白金 シンプレクティック○○○サブリーマン○○○リーマン○○○ユークリッド○○○ 幾何学 代数学解析学統計学 ジーメンス硫黄面積南 S GIN ジェットコースターに利用マイヤーとヘルムホルツが発見位置と運動総和は一定 エネルギー保存の法則 弾性の法則ボイル・シャルルの法則質量保存の法則 スイスの科学者錬金術師としても活躍金属化合物を医療に使用人造人間ホムンクルス パラケルスス オイラーハラーブロイラーユング スイスの数学者関数をy=f(x)と表現多面体の定理「ケーニヒスベルクの橋」 オイラー ライプニッツボヤイガロア スカンジナビア神話の女神の名前富士山麓の伏流水に多く含まれる血糖値を下げる原子番号23、元素記号V バナジウム ベリリウムビスマスバリウム スコットランドの数学者宗教改革を支持小数点記号の導入対数を創始 ネーピア ケーリードモルガンオイラー タクシーの燃料プロパンブタン液化石油ガス LPG LNGLLGLOG タリウムインジウムガリウムアルミニウム ホウ素族元素 亜鉛族元素窒素族元素炭素族元素 デンマーク出身の物理学者アンデルセンを援助アルミニウムの分離磁界の強さの単位 エルステッド ボーアプランクフェルミ ドイツの化学者ゲッチンゲン大学教授ベリリウムの単体を分離尿素の人工合成に成功 ウェーラー ブンゼンハーバーリービッヒクラプロート ドイツの化学者セリウムを発見ジルコニウムを発見ウランを発見 クラプロート ベルセリウスメンデレーエフセグレ ドイツの化学者ルビジウムの発見セシウムの発見バーナーに名を残す ブンゼン クラプロートハーバーウェーラー ドイツの化学者農芸化学の創始者最小律の提唱冷却器の考案 リービッヒ クラプロートブンゼンウェーラー ドイツの科学者鈴木梅太郎の師糖類およびプリン誘導体の合成第2回ノーベル化学賞受賞 エミール・フィッシャー ウィリアム・ラムゼーウィルヘルム・オストワルトヘンリ・モアッサンアルフレッド・ヴェルナー ドイツの化学者が考案A液とB液を混合して使用糖やアルデヒドの検出に用いる糖が還元されると赤褐色の沈殿 フェーリング液 ベネディクト液クノープ液ルゴール液 ドイツの数学者偏微分方程式論ゼータ関数相対性理論の基礎となる幾何学 リーマン ガウスポアンカレニュートンオイラーボヤイライプニッツ ドイツの物理学者1954年にノーベル物理学賞を受賞量子力学の分野で活躍波動関数の確率解釈を提唱 マックス・ボルン シュレーディンガーボーアエルステッドプランクフェルミド・ブロイ ドイツの物理学者熱力学ポテンシャルの導入ニュートンの運動方程式を修正量子力学の定数に名を残す プランク ボーアド・ブロイシュレーディンガー ニュージーランド出身の物理学者1908年にノーベル化学賞を受賞原子番号104の元素α線とβ線を発見 ラザフォード プランクセーレンセンハイゼンベルク ノエ・モンロー・ジョンソン空中鬼緑のペストpH5.6 酸性雨 大気汚染オゾンホール光化学スモッグ ハンガリー出身の物理学者1905年にノーベル物理学賞を受賞光電効果の研究で有名陰極線の研究でノーベル賞受賞 フィリップ・レーナルト レイリー卿フレッド・ホイルピョートル・カピッツァ ハンフリー・デービーホレス・ウェルズ亜酸化窒素歯の治療 笑気ガス 排気ガス都市ガス酸素ガス ファインマンシュウィンガー量子電磁力学の理論朝永振一郎 くりこみ理論 BCS理論ゲージ理論超ひも理論 フランスの化学者フロギストン説を否定質量保存の法則を発見断頭台で処刑される ラボアジェ ゲーリュサックファラデーシャルル フランスの化学者高温化学・電気化学の開拓電気炉の制作フッ素の単離に成功 モアッサン グリニャールリップマンサバティエ フランスの鉱物学者元素の周期律を最初に発見元素を原子量順に並べる「地のらせん」 シャンクルトア メンデレーエフニューランズカニッツァーロデベライナー フランスの数学者20歳の若さで没する「群論」の先駆者五次以上の方程式での解の問題 エバリスト・ガロア ジョゼフ・ラグランジュブレーズ・パスカルピエール・ド・フェルマー フランスの数学者従兄弟はフランス大統領トポロジーの概念を発見数学における予想に名を残す アンリ・ポアンカレ エドゥアール・リュカグレゴリー・ペレルマンルネ・トム フランスの数学者従弟のアンリは第三共和制大統領○○○○○予想『科学と仮説』『科学の価値』 ポアンカレ フェルマーカントールホイヘンス フランスの数学者著書『構造安定性と形態形成』1958年フィールズ賞を受賞カタストロフィー理論を提唱 ルネ・トム ノーバート・ウィーナーグレゴリー・ペレルマンアンリ・ポアンカレ フランスの物理学者息子のジャンも物理学者1903年にノーベル物理学賞を受賞放射能のSI単位にその名を残す ベクレル チャドウィックマイケルソンウィルソンヘヴィサイド フランスの物理学者太陽の鮮明な写真撮影の先駆け「光のドップラー効果」初めて光の速度の測定に成功 フィゾー モーリーレーマーローレンツ フランスの物理学者が発見質量が一定気体の圧力が一定気体の体積と絶対温度が比例 シャルルの法則 ボイルの法則ルシャトリエの法則オームの法則 フルーツ酸の一つタマネギに含まれるサトウキビに含まれるケミカルピーリング グリコール酸 乳酸シトラス酸酒石酸リンゴ酸 フルーツ酸の一つブドウに含まれるシェーレが発見ワインの酸味成分 酒石酸 リンゴ酸クエン酸乳酸 プラチナの割金に使用発見者はウォラストン語源は小惑星の名前元素記号はPd パラジウム プラセオジムプルトニウムプロトアクチニウムプロメチウム ボルツマンシュレーディンガードップラーマッハ オーストリア スイスアメリカイギリスドイツ マグネトロンの研究著書『スピンはめぐる』くりこみ理論日本人2人目のノーベル賞受賞者 朝永振一郎 湯川秀樹江崎玲於奈仁科芳雄 マリーアントワネットの数学教師解析力学の方程式四平方数定理2つの天体に影響されない点 ラグランジュ リーマンケプラーフェルマーアーベルガウスピカールロバチェフスキー マンハッタン計画に参加1951年にノーベル化学賞を受賞アクチノイドを多数発見原子番号106の元素 シーボーグ ユーリーウィルソンオストワルト マンハッタン計画に参加1934年にノーベル化学賞を受賞スタンリー・ミラーとの実験重水素を発見 ユーリー フェルミゲルマンボーアプランクパウリ マンハッタン計画に参加1935年にノーベル物理学賞を受賞イギリスの物理学者中性子を発見 チャドウィック ラザフォードフェルミボーアオストワルトシーボーグ マンハッタン計画に参加1938年にノーベル物理学賞を受賞原子番号100の元素イタリア出身の物理学者 フェルミ ボーアセーレンセンド・ブロイエルステッドハイゼンベルク マンハッタン計画に参加デンマーク出身の物理学者イギリスの化学者トムソンに師事量子力学を確立 ボーア プランクエルステッドフェルミハイゼンベルクセーレンセン メタンとエタンメタノールとエタノール「ホモログ」とも呼ばれる同族列に属する個々の有機物 同族体 同素体同位体異性体 ヤード・ポンド法の長さの単位8ハロン1760ヤード約1.6キロメートル 1マイル 1パイント1フィート1インチ1エーカー ユルバンウェルスバッハパリのかつての呼び名にちなむ元素記号Lu ルテチウム イリジウムパラジウムインジウムルテニウムオスミウムカドミウム ラジウムカルシウムバリウムストロンチウム アルカリ土類金属元素 希土類元素希ガス元素アクチノイド ラントシュタイナーベーリングパブロフ利根川進 ノーベル生理・医学賞 フィールズ賞ノーベル化学賞ノーベル物理学賞